大田という町 |
1987年6月初版 ひまわり書房 2000円 大阪市在住 1928年生まれ
この詩集は福中都生子さんの詩集の中で一番美しく且つ思いが
芸術的に述べられた深い信念と心と祈りが入っいる詩集である。
特に、「大田川」という詩の美しさ、願いは彼女の澄んだ心、願いを感じて涙が流れてくる。 川よお前は見てきたか/あの戦争を見てきたか/
人間の哀れとおぞましさ/私が生きた時間だけ/
川よ、お前も見てきたか/大田という町に行ったら/
人よ、私の名前を忘れても/一声大きく呼んでくれ/
大田川よ/お前はまだ清く流れているか/ この呼びかけに私は涙する。彼女は三歳から十歳までの幼少年期を韓国で過ごした。その時の思いを4 0余年の間心に問いして、とうとう書いたのがこの詩集である。皆様の一読を請う。
芸術的に述べられた深い信念と心と祈りが入っいる詩集である。
特に、「大田川」という詩の美しさ、願いは彼女の澄んだ心、願いを感じて涙が流れてくる。 川よお前は見てきたか/あの戦争を見てきたか/
人間の哀れとおぞましさ/私が生きた時間だけ/
川よ、お前も見てきたか/大田という町に行ったら/
人よ、私の名前を忘れても/一声大きく呼んでくれ/
大田川よ/お前はまだ清く流れているか/ この呼びかけに私は涙する。彼女は三歳から十歳までの幼少年期を韓国で過ごした。その時の思いを4 0余年の間心に問いして、とうとう書いたのがこの詩集である。皆様の一読を請う。