笠原善光堂のこれまでとこれから
笠原善光堂は、明治40年頃、初代が福井から武生に移り住み、仏壇等の彫り物関係を中心に仕事をしたことが始まりと聞いております。二代目が彫り物師をしながら仏壇の製造販売をし、三代目正信は福井県でも一二を争うほどの仏壇の漆・金箔職人として活躍し、笠原善光堂はお仏壇の製造・販売店として有名になりました。
そして手造り、漆にこだわり、福井仏壇専門店として運営してきました。その伝統は今も受け継がれ、そのこだわりは、私の代になって更に深まっております。
今は手塗りしかしておりません。木地は全て国産、福井県と金沢・彦根の伝統工芸師の力を合わせてお仏壇を作っております。扉、前の部分、向板、脇板は漆で仕上げ、
金具等は彦根の伝統工芸師に送り、蒔絵は、有名な鯖江の山登で描かせております。また、金箔は、扉、向板、脇板は、一号三枚掛けを使います。それは、何十年と守ってきたことです。
常に良心的に仕上げ、できるだけ元の塗りや蒔絵等を継承し、吹き付けで塗ってしまうようなことは致しませんので、お客様にも大変喜ばれております。
お仏壇は、昔から、大黒柱と同様、家のかなめ、中心として大切に守られてきました。それ故、昔から、お仏壇は、伝統工芸の集積、粋を集めたものとして存在しました。
当店は、お仏壇を作成することは、日本の文化を守る、心を守るという使命で、良い品をお客様に提供しております。
四代目店主 笠原 仙一
店内の様子 |
店内の様子 |
社名 | 笠原善光堂 かさはらぜんこうどう |
代表者 | 笠原 仙一 |
事業内容 | 福井仏壇の製造・販売/仏壇の修理/仏具の販売/寺院用品販売・修理 |
電話・ファックス | TEL・FAX 0778-22-1672 |
営業時間 | 9:00-19:00 定休日なし |
住所 | 〒915-0822 福井県越前市元町2-32 |